CK 2648 1956年製
このモデルは初期の金無垢のコンステレーション共通
の文字盤デザインであるが、ケースはステンレス製の
スナップバックである。文字板のインデックスと針は
ピンクゴールドで出来ていて、手持ちのコンステレー
ション系の中で、個人的に最も気に入っている。
コンステレーションが本格生産され始めたのは、この
Cal. 354搭載モデル以降で、数多く生産された。
裏蓋の天文台のエンブレムは、文字盤のインデックス/針と
同じピンクゴールド製である。初期のステンレスケースに
は写真のように金無垢の別パーツが貼り付けられているが、
後期のモノはエングレーブ(刻印)に変更される。























搭載されるムーブメントはCal. 354である。このムー
ブメントにはCal. 352以前のオートマティック・クロ
ノメーターのような特別な装飾加工は施されていない。
レギュレーターは微調整が容易で信頼性の高いスワン
ネック式に変更になった。このCal. 354はコンステレ
ーション最後の半回転式自動巻ムーブメントである。



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